今回はメールカウンセリングにおける時間設定について気になったことを書いてみました。
通常の対面カウンセリングにおける時間枠について
通常の対面カウンセリングにおいては基本的に、何曜日の何時からカウンセリングを行うと最初に取り決めしておきます。
例えば、毎週金曜日の午後2時からが加藤さん(仮)のカウンセリングの時間と最初に決めると、できるだけ毎週金曜日午後2時に加藤さんはカウンセリンを受けることになります。
年末年始やお盆、夏休みなどに2週間程度のお休みを挟むこともあります。
このように取り決めをしておくメリットとしては次のことがあります。
内面がその時間枠に表れて、理解しやすい
時間枠の中で問題が収まる助けになる
自分の時間が決まっている安心
普段の生活は変化に溢れ、私たちが安定していられる場所が少なくなっています。
しかしながら、対面のカウンセリングでは毎週同じ時間の同じ場所で行うという安心があり、その安心を体験していくことができます。
カウンセリングの部屋に置く家具などをできるだけ変えない人もいるほどです。
内面が時間枠の中で表れて、理解しやすい
時間と場所を同じに設定することで、私たちの内面がその設定の中に表れていきます。
時間や場所が異なっても表れはしますが、設定されている場合よりは理解が難しくなることが多いです。
時間枠の中で問題が収まる助けになる
カウンセリングでは時間が決まっていることで、その時間が来ると「終わりの時間になりました」と言い、また次週になります。
このことによって、気持ちがその時間枠を超えて出づらいように試みています。
メールカウンセリング
メールカウンセリングにおいては、少しでも枠組みを作るために次のことができるように感じています。
・メールの返事が来る日にちをできれば決めておく
メールを書く・送信する時間をできるだけ決めておく
例えば、自分の中で火曜日の夜は時間が取りやすいというときは、毎週火曜日の夜10時から11時にかけてメールを書いて、送信しよう、と決めてみるのも良いです。
週により違うときは、火曜日か木曜日の夜10時から書こうなど、自分の中でのある程度の取り決めを持ってみるのも良いです。
メールの返事が来る曜日をできれば決めておく
Internal Seaでは、メールの返事をその都度行うか、曜日を決めておくかお選びいただけます。
ただ、今までやり取りしてきた感覚からいうと、曜日を決めておく方がよりお悩みの内容が浮かび上がってくるように感じています。
できるだけ、曜日を設定していただくとをお勧めします。
おわりに
今回は対面でのカウンセリングを参考にしつつ、メールカウンセリングでの時間設定について書いてみました。
忙しい中ではありますが、もしもできるなら時間などを自分の中で決めておくのがお勧めです。
ご不明な点はまたご質問ください。